伝統と革新を紡ぎ続けて倉敷を支えてきた海辺の繊維業
"国産ジーンズ発祥の地"として注目されることの多い倉敷市の繊維業。
その歴史は古く、綿花の栽培から始まって真田紐や足袋、時代が変わると長年培った技術から学生服や作業着、ジーンズ、帆布、畳べり、イ草製品など様々な製品が誕生しました。
その技術は世界からも一目置かれる存在です。
支援情報
SUPPORT
倉敷市移住支援金
東京圏から倉敷市内へ移住・定住し、かつ、岡山県が行う就労のマッチングサイトに移住支援金の対象として掲載する求人に就業した方、国・県の専門人材に関する事業により就業した方、テレワークにより移住した方、起業支援の交付決定を受けた方に、最大100万円の移住支援金を交付します。
●交付額
単身世帯での移住の場合 60万円
2人以上の世帯での移住の場合 100万円
テレワーク移住支援補助金
県外から倉敷市内へ転入し、テレワークにより引き続き転入前の業務を継続する方を対象に、
引越し費用や住宅に係る費用・テレワーク環境整備にかかる費用を一部補助します。
●交付額
単身世帯での移住の場合 上限20万円
2人以上の世帯での移住の場合 30万円
ジーンズ縫製実践講座(毎年10〜11月頃開催)
ジーンズ製造に従事する現役の職人を講師とし、実習形式で生地からジーンズ1本を製作する縫製講座です。デニム生地の製造,縫製・洗い加工技術を学ぶ工場見学を実施し、講座で製作したジーンズへの加工体験もあります。
●参加費
15,000円(別途交通費等が必要)
倉敷市移住等希望者支援 交通費補助金
東京圏(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)・大阪圏(大阪府、京都府、奈良県、兵庫県)に在住で、倉敷市へ移住を希望するが、倉敷市内で「採用面接」や「住居探し」の移住活動を行う場合に必要な交通費の一部を補助します。
●交付額
東京圏在住の場合 上限16,000円
大阪圏在住の場合 上限6,000円
くらしき移住者応援補助金
県外から倉敷市へ移住し、「IT」「文化」「医療・福祉」「繊維」「農業」の5分野で起業(一部転職)として一定期間事業実績がある場合補助金を支給します。
●交付額
10万/年×3ヶ年 上限30万
移住相談窓口
岡山県窓口
●東京移住相談窓口
ふるさと回帰支援センター
●大阪移住相談窓口
大阪ふるさと暮らし情報センター
スポット紹介
SPOTS
移住支援のサポートや移住前の情報収集に
おすすめスポット紹介です。
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くらしき移住就労サポートデスク
倉敷市への移住・定住・就労のサポートデスクが岡山と東京にあります。UIJターンに詳しいキャリアコンサルタントが個別に相談をお伺いします。
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倉敷繊維技術センター
繊維を扱う企業が製品研究・分析を行う際に利用できる研究施設。 あらゆる角度から検査や分析を行い、データ作成に役立ちます。依頼試験や技術相談の対応もあります。
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倉敷市児島産業振興センター
デザイナーや繊維関連事業の起業を目指す人たちの起業・創業期を支援するための施設。工業用ミシン体験の工房やワークスペース、撮影スタジオも完備。 一定条件を満たせば利用できる入居スペースもあります。
移住者インタビュー
INTERVIEW
繊維 ROOM
池上 慶行さん
東京都出身、引っ越し・就学・就職で石川、茨城、京都、熊本での暮らしを経験。学生時代からアパレル業に興味があり、繊維業の盛んな倉敷市に「地域おこし協力隊」として移住。任期終了後、定住を決意。
●移住先として倉敷市を選んだ理由は?
アパレル業界、なかでも特に制作側に興味がありました。繊維業に関わりながら「ものづくり」の現場にも触れたくて、地域おこし協力隊の制度を活用しました。当時、倉敷が繊維に関わる募集をしていて、児島が国産ジーンズ発祥の地ということも知っていたので、迷うことなく倉敷市に。生産者の方から直接話を聞く中で、自身でアパレルブランドを立ち上げたいという想いを抱きました。任期中に出会った方々から、工場見学やノウハウを得る機会に恵まれ、人や企業ともつながったり、非常に好意的に受け入れていただいたのはありがたいと思っています。起業にあたっての知識やヒントを数多く得ることが出来ました。
●倉敷市が仕事をする上で良かったところは?
前述のように沢山の方のご協力もあって「land down under(ランドダウンアンダー)」というブランドを立ち上げることが出来ました。縫製工場や繊維関係の企業が数多ある児島を拠点に活動することは、とてもプラスになっていると思います。これから作っていく服の種類も増やしていきたいですし、海沿いの古民家をリノベーションして一棟貸しの宿泊や飲食店の貸しスペースが出来るような施設の運営も進めているところです。
倉敷への移住は「地域おこし」が入口なので、もっと多くの方とつながって繊維業だけでなく、地域の活性化にもつながるような動きもしていきたいですね。
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